透明スープながら濃厚な塩スープが絶品「志那そば 田なか セカンド」
惜しまれながら閉店したラーメンの名店「福の神食堂」の跡地にできたお店。有名店の2号店みたいで、年末の12月30日にオープン。
メニューはこんなかんじで塩中心。「至高の塩かけそば」は夜限定とあるんだけど、今はオープン直後で夕方までに売り切れてしまうせいか、昼間でも注文できます。
ちなみに3月には醤油ラーメンもラインアップに追加されるとのこと。
アンチョビ塩まぜそばも気になったけど、まずは王道ということで味玉塩中華そばを注文。透明なスープながら塩味が濃厚、麺にしっかりからんでこれはうまい。塩ラーメンは濃厚系ならともかくこういう透明系スープだと味が薄すぎて物足りないこともあるんだけどこれはバランス感がいい。
あわせて頼んだランチセットの豚ご飯。こってりとさっぱりが選べるんだけど、さっぱりにしたら味付けを酢でしてあってなっとくのさっぱり感。ラーメンの付け合せとしてはこってりすぎるよりこのくらいがちょうどいい。
と、王道ラーメンも堪能しつつ、1,000円でスープと麺しかないという「至高の塩かけそば」も気になったので別日に再度訪問。なるほどこれ確かにスープと麺しかないぞ……。
麺は普通と違ってちょっと平たい細麺。スープは伊勢海老とアワビ、サザエを使っているらしく、通常の塩中華そばと比べて海鮮系の味がしっかりダシで聞いていて、それでいて塩のおいしさもからみあっていて確かにスープは極上。ただ、塩中華そばに比べると塩味は控えめなのに対して麺が太いため、塩中華そばに比べるとスープに麺がしっかり絡んでいない感あり。麺を食べつつ、別途レンゲでスープを口の中に追加するとバランスいいかも。
福の神食堂も相当に好みでしたがこの店の中華塩そばも確かにうまい。これは3月の醤油も楽しみです。欲を言うならかけそばは普通の麺も選べるようにして欲しいところ。
最後に弊社のラーメン評論家による寄稿を添えて今回のレビューを締めたいと思います。
スープの味は文句なかったです、鯛のだし?って思わせる味にも感じましたが、 伊勢海老の香りとアワビ・サザエと思われる後味は感じられました。 麺は主張しすぎてない為スープを引き立てる為かなっと思いました。 千円もするので、ほぼ飲み干そうと貧乏根性が働きましたが、スープでお腹がタプタプ。 文句をつけるなら、もっと量を減らして値段を安くしてほしかったです、どんぶり一杯はちょっと多かったです